本日のワイン

正確に言いますとお茶目ボーイの誕生日に飲んだワインです。

Batar2001

このワインは1998年のXmasに奥さんと行ったイタメシ屋さんで飲んだワインです。
そのとき飲んだのは1996年のBatar。
お店の奥さんから「白だけど冷やさない方が美味しいのよ」と言われたことが非常に印象に残っています。
香りがとても豊かなワインで甘い香りがとても強くて、お酒があまり好きでない奥さんも
かなりお気に入りのワインでした。
その後、ワインショップでもなかなかお目にかかることもなく、6年以上過ぎてしまいましたが、先日、ふと立ち寄ったススキノのワインショップで偶然に見つけたのです。


ネットで見つけた批評です。

セパージュ: Pinot Bianco 50%, Chardonnay 50%
外観: かなり濃い目のレモンイエロー。

香り: 香りは良く開いているので、還元的な香りはあまり見えない。厚味のある熟した黄色い果実、花梨、黄桃、杏子のコンポート、コンフィの香りが中心。甘味のある香りが強く、時間と共に増す。花の蜜や蜂蜜。樽のバニラ香と重なり合って、アップルパイ、ケーキの木地、砂糖菓子、メレンゲのような香りがしてくる。マロラクティック発酵によるミルクっぽい香りはあまり見えない。香りのボリュームはかなり大きい。

味覚: アタックに非常に濃厚な果実のボリューム感がある。この果実味は主にPinot Biancoから来ると思われる。酸がしっかりと中程より現れ、余韻へと続く。このしっかりとした酸は、主にChardonnayから来るものと思われる。余韻に、樽からのものか、若干の苦味が出てくる。アルコール度数13%。

全体の印象: Batarと言う名前はBatard-Montrachetを崇拝して付けた訳ではなく、馬鹿野郎を意味するBatardとのこと。この為、フランスのBatard-Montrachetからは紛らわしいと抗議され、dを取らされてBatarとなったという。バリック発酵、新樽比率80%。マロラクティック発酵あり。酸化を防ぐ為にシュール・リを採用。このワインも、このところの一連の白同様、時間による発展が著しい。但し、このアイテムは最初からかなり開いているので、1時間程度でピークが見られる。総合的にみて、中身の濃いワインであり、価格相当以上の価値は充分にある。


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