コンプライアンスって何だ！

６時起床
札幌は晴れ。

こんなニュースが流れる中、

「法令遵守」が日本を滅ぼす (新潮新書)

を読んだ。

コンプライアンス＝法令遵守という考えこそ、組織をダメにしている！
コンプライアンスとは「社会的要請への適応」である。

談合問題についてかなりの記述があります。

いつの間にか、会計法の原則を守ることと、価格競争に極端に偏った独禁法を遵守すること、すなわち、
「談合をやめさせること」が、自己目的化してしまい、それさえ達成すれば、あとはどうにでもなるという単純な議論ばかりが幅を利かせてきました。
このような単純な「談合害悪論」の前に、従来のシステムは崩壊しようとしています。
しかし、問題は、「談合を行うかやめるか」ではありません。それぞれの公共調達の特質に見合った方法で発注がなされ、「総合的に見て良質かつ安全で、安価な」調達が実現されることです。
電気も供給されなかった時代から変わっていない化石のような会計法と、戦後経済史の中で大きな歪みが生じた独禁法、この二つの法令の「遵守」が、今、日本の公共調達を重大な危機に陥れようとしています。

競争環境・自然環境・金融環境・情報環境・安全環境・労働環境、
会社組織は社会環境変化に適応して進化しなければ、生き残っていけないんだなあ。

朝からまじめに考えてたら、もう腹が減ってきた・・・（笑）