ビリオネアビジネス??
先日フィリピン視察でご一緒して、
ビジネスクラスのチケットを譲ってくれた経営コンサルタントの
小林昇太郎さんが執筆したのはこちらの本
1億円の商売がダメなら10億円でも売れる市場を狙え! ビリオネアビジネスの極意
- 作者: 小林昇太郎
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2009/10/16
- メディア: 単行本
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視察途中の車中で本を執筆した話題になり、現地で本をいただきました。
帰りの飛行機の中では、斜め前のシートの赤ちゃんがビービー泣きっぱなしでうるさかったけど、
何とか読了。
ビリオネアとは10億円以上の金融資産(不動産を除く)を保有する「超富裕層」のこと。
ビリオネアと呼ばれる人は日本の人口の約0・02%しかいないそうですが、
彼らの資産を合計すると約50兆円になり、国民の全金融資産の3%になります。
この50兆円って、今の民主党政権での税収が40兆円って言っているので、
それよりも多いということになります。
すごい!
超富裕層ビジネスへの心構えとして
「自分は常に自分と見合う人と出会っている」と自信を持つ。
「自分はこの人の役に立てるレベルにあるからこそ出会っている」と信じる。
「自分は今、この人のどんなことで役にたてるだろうか?」を考える。
が大切なポイントであり、
「この事はどんなビジネスにも役に立つ。」
ほんとにその通り。
最近、自信喪失気味だったけど何だか勇気をいただきました。
また、
今の経営課題の解決や富裕層ビジネスを含めた新規ビジネスへの参入には、
1・情報・ノウハウ
2・人的ネットワーク
3・最適なパートナー
が必要不可欠であると述べていますが、
実際に私の会社で新規事業を立ち上げた際にまさに感じていた3つの要素です。
この中の一つでも欠けているとなかなかうまくいかないものです。
本の中ではビリオネアビジネスで成功を収めたキーマンたちということで
5人の方々が紹介されていますが、その内のお一方と今回フィリピン視察でご一緒させて
いただきました。
彼の考え方、行動力には感心するばかりでした。
「公共事業依存型企業」の社長に、この本はあんまり関係ないんじゃない?って思うかもしれないけど、
発注者の視点って意外とビリオネアの視点と一致してるんじゃないかと思いました。
政権交代で建設業界もいろいろ難しくなって来たけど、
相手が誰であってもビジネスでは信念をもって粘り強く進んで行く事、
そしてネットワークをもっと広げて行く事の重要性をこの本を通じて改めて感じさせられました。
今回、偶然にも筆者の小林さんと本に登場するご本人とフィリピンで直に接して、
帰りの飛行機で書籍を読むと「なるほど!』「そういうことか!」と納得する事ばかり。
「ビリオネアビジネスの極意」を頭の中だけでなく体感する事ができたのは、
とても幸運なことでした。
こういう出会いは大切にしなきゃいけないなあ。