爆弾ハナタレ

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ネットで検索したら取扱店の在庫に「あと3本」の表示が・・・・
思わず「購入」ボタンを押してゲットしした焼酎です。
風邪が治ったら飲む予定。
マダムエリカさん貴重な情報ありがとうございました。

焼酎の醪を蒸留する作業は、焼酎の仕込み工程の中でも特に気を使う作業です。蒸留器に吹き込む蒸気の温度と圧力、冷却水の流量、そして蒸留時間。蒸留という作業は大胆に見えて、実は大切に育てた醪を風味豊かな焼酎に仕上げていくために、とても繊細な気配りを必要とします。
蒸留担当の蔵人は「釜炊き」と呼ばれ、蒸留器から最初に垂れてくる出はなの焼酎、
ハナタレを今か今かと待ち続けながら蒸気圧の調整に全神経を集中しなければなりません。
仕込みの季節が来て、初めての蒸留のとき、蒸留器から垂れてくる銀色に輝いたハナタレに触れる瞬間は、釜炊きをする蔵人にとって言い知れぬ喜びと緊張に出会う瞬間です。
そのハナタレを味わうこと、それは蔵人の密かな楽しみであると同時に、ハナタレ独自の高濃度アルコールと独特の風味は、焼酎作りに精進する蔵人にとって魂を癒す妙薬でもあります。
高濃度アルコールの焼酎は冷凍庫に入れても凍りません。ですから冷凍庫にて十分冷やし、とろりとした味わいと風味をワンショットグラスにてストレートで、あるいはオンザロック、水割りにてお楽しみいただくにも一考かと存じます。
釜炊きの火酒、魂の妙薬ハナタレを蔵人の精神として、ご堪能いただければ幸甚に存します。