情けは人の為ならず。


6時起床
札幌は晴れ、滝川も晴れだけど途中は雪が降っていました。



情けは人の為ならず。

情けは人のためではなく、いずれは巡って自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にしておいた方が良い」というのが原義である。
この言葉は日本固有のものではなく、英語にも「A kindness is never lost」(親切は決して無駄にならない)とほとんど同義の言葉が存在し、
他の多くの言語にもこれに相当する語が存在するものと思われる。
世界的にも人間がすべき道義の一つとして、この教訓が広まっているものと思われる。



日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点

日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点


空知建設業協会の地域再生フォーラムで2回も講演をしていただいている、
山岸俊男先生の最新刊


現代の日本社会が直面している倫理の喪失とは、実は、倫理の底にある
「情けは人のためならず」の仕組みの喪失の問題あということです。


「モラルに従った行動をすれば、結局は自分の利益になるのだよ」という利益の
相互性を強調する商人道こそが、人間の利他性を支える社会の仕組みを作ることができる・・・・


深いなあ。