意外な結果?


8時起床
札幌は雨


住民参加型総合評価方式入札の結果は
住民の評点が一番低くて、「この会社に任せたい」という票も一票も集まらなかった
けど、入札金額が一番安かった(落札率84%)A社が落札。

私の会社はおかげさまで住民の評点は一番高く、「この会社に任せたい」でも16人
中12人の票を集めましたが、金額が3番目だったこともあり、落札できませんでした。
落札できなかったけど、何だかうれしいというちょっと不思議な入札でした(笑)


この入札はまず工事の概要を担当者から説明して、参加企業がプレゼンを行います。
プレゼンを聞いて、住民は各項目に対して5点満点で評価をつけます。
この時点で一度集計して、住民評点を開示しました。
私の会社はここで最高点と「この会社に任せたい」で9票を獲得。ちなみに
この会社に任せたい票はC社に7票が入り、5社のうち2社に票が集中。

このあと、電子入札で前日までに入札した金額を発表します。
(予定価格 19,602,000円 調査価格 15,606,000円)

A社 16,400,000円(119.1)
B社 17,000,000円(119.7)
C社 19,200,000円(122.2)
D社 18,600,000円(119.1)
E社 17,600,000円(122.5)

(  )内はプレゼンテーションの評価値です。

E社が私の会社です。

ここでもう一度住民にアンケートをとります。
プレゼンテーションの結果と価格を見てどの業者に任せたいですか?
A社 0
B社 1
C社 2
D社 1
E社12

という結果になりました。
当社は金額では3番目ですが、金額を開示するとさらに評価を高めました。

しかし、総合評価の数式に当てはめて計算すると、
結果的に一番安い価格のA社が落札したという次第です。


「住民の意向を無視した道路工事反対!」って暴動が起きないか心配だ(笑)